思いつきで実行した女4人、シャンパーニュ飲んだくれ旅行。
シャンパーニュ地方の中心地、ランス(Reims)まではデュッセルドルフから車で4時間半ほど。
迷ったりしているので、順調に行けば4時間弱で着けると思います。
今回宿泊したホテルは、Hotel Crystal、☆2つ。
中庭はとっても素敵。部屋は狭いけど、まぁ、清潔で寝るだけなら充分。
そして破格。オフシーズンなのもあるのかもしれないけど、
4人部屋で67ユーロ!!!ダブルベッド2つなのでとっても狭いですが、1泊だけだし女同士なら充分。
まずはツーリストインフォメーションへ。これがまた可愛らしい建物なのです。
やっぱり定番のモエ・エ・シャンドンへは行きたいねってことで、行き方を聞いてみるも、イマイチしゃっきりしない答え。
電車かタクシーか車で行けとのことだけど、どうにもこうにも。
おいおい、おまいら、観光協会だろうが!とか思ったけど、フランス人に何言っても通用しないからね。
結局、行き方がよくわからないのでタクシー捕まえて行くことにしました。4人ってこういうとき便利。
ところが、タクシーが捕まらないのです。
ホテルのロビーとかで聞いてみても、「駅へ行け」とか言われるし。商売っ気のない人たち。
3つ星クラスのホテルでようやくタクシーを呼んでもらい、モエのあるエペルネーへ。
20km、30ユーロくらい、とか言われてたけど、かる~く倍はありましたよ。距離もコストも。
ドン・ペリニヨンで有名なモエ・エ・シャンドン社です。
建物とかバブリーなのよ。ホテルやレストランも経営しているらしてく、もうただのワインメーカーの域を超えておりますな。
見学コースは以下の3つから選べます。
・セラー見学+クラシカル・シャンパン3種テイスティング 21ユーロ
・セラー見学+ヴィンテージ・シャンパン2種テイスティング 17ユーロ
・セラー見学+シャンパン1種テイスティング 8ユーロ
ヴィンテージ・シャンパンに滅法弱い私、迷わずヴィンテージを選択。
ほかの3人も結局、ヴィンテージを選択しました。
セラーの見学は1時間程度。テイスティングを含めたら1時間半程度見ておいたほうがいいでしょう。
ビデオでシャンパンに使われる葡萄の種類、摘み取りから出荷までの製法を軽くお勉強して、地下のセラーへ。
でかっ!!そして寒っ!!!
みなさん、上着は忘れずにね。
樽熟成、瓶内発酵を経てあの独特の炭酸が生まれる過程を説明してくれるけど、たまにわかんない単語があるんだよなぁ。
とにかくなが~いセラーに大量のボトル。いや、凄いです。
見学の後は、お楽しみのテイスティング。
飲んだのは以下の2杯。
・Moet et Chandon BRUT Vintage 1999
・Moet et Chandon BRUT ROSE Vintage 1999
すきっ腹で結構きつかったのですが、初めに飲んだ白の美味しかったこと。
爽やかでほんのり舌に残る甘味。
ロゼは色はきれいだけどクセがあります。ロゼを飲んでから白を飲むと、軽いというより薄っぺらに感じられてしまいます。
でも、どちらも美味しい。
お土産もありますが、明日、帰りに寄ればいいねー、と言って覗いただけ。
後でランス街中のショップを見たら、そっちの方が安かったのでもう行きませんでしたが。
4人ともすっかり気分がよくなってセラーを後にしたのでした。
ランスへの帰りは電車で。
あまりにおなかがすいていたので、駅のキオスクでお菓子を買い、電車の中でがっつきながら帰途についたのでした。
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