たっぷり睡眠、雨も上がって爽やかな朝です。
ホテルが山の上にあるので、雲が眼下にあって、何とも幻想的な眺め。
朝ごはんは卵、トースト、シリアルなど、インターナショナルブレックファスト。
マンゴージュースが嬉しい。
卵はオムレツにしましたが、大量の卵と油で全く食べられず。
二度と頼むまいと心に決める。
ブータンは、パンは微妙だけどバターとジャムが美味しい。
さすが酪農王国です。
本日はプナカ・ゾン(僧院)とチミラカン(寺院)見学の後、ティンプーへ戻る日程。
山を下って谷底(?)にあるプナカ・ゾンへ向かいますが、道路の真ん中馬が屯してたり牛が寝そべってたり
この光景はティンプーのモーターウェイでも見かけることに・・・
ゾンは僧院と訳すけれど、政治と宗教が深く結びついているこの国ではゾンにお役所が混在するのは珍しいことではないらしい。
中でもプナカ・ゾンはとても大きく、3つの中庭があり県庁なんかも入ってます。
大きなマニ車を回すご老人や色鮮やかに描かれた四天王、 金ぴかの仏像とそれを囲む小さな仏像。
同じ仏教でも日本ともタイとも雰囲気が違う。
素朴だけど素朴過ぎず、わびさびでもなく、華美でもなく、勿論他の国とも違うし、現役なので遺跡とも違うし。
仏像の表情などは日本と東南アジアの間くらいかなぁ。
プナカ・ゾンを後にし、チミラカンへ。
こちらは車の入れる道から水田の間の道なき道を30分ほど。
雨季なのでどろどろで歩きにくいこと。
でも、景色は素晴しい。
スイスの田園風景みたい
笛の練習したり、英語の勉強に勤しむ小坊主達が可愛らしい。
ここにもやはりマニ車を回すご老人。
彼らは一生のうちに何回読経するんだろう?
田園風景を眺めながらランチの後、またまたドチュラ峠を越えて首都ティンプーへ。
今度は睡眠もとったし雨も降っていないのでじっくりと原生林を眺めることができました。
ティンプーに戻り、まずは民族博物館。
昔ながらの農家を現存させ、博物館として開放しているものです。
家畜との共存。そして宗教が生活に深く根付いているのが分かる。
面白いのは屋根裏。
外から見ても壁の上端と屋根の間に隙間があるのが分かるけど、梯子を上っていくと、倉庫みたいになっていて、お肉や野菜を干すのに使われるのだとか。
そして市場。
色とりどりの野菜、果物、干し肉と魚、卵やチーズがところ狭しと並んでいて、見ているだけで楽しい。
直径30cmくらいありそうなきのこもありました。
つつがなく本日の日程を終了し、お宿はシティホテル風のKISA。
アメニティ充実。
夕食も今までと違い、コース風になっていて、13種類のメニューから食べたいものを好きなだけ選ぶというシステム。
料理はインドとイタリアの融合。
前菜はトマトスープとグリーンサラダ。 もちろんビールも。
サラダのドレッシングがアジアとは思えないほど美味しい。
メインは野菜カレーにしたけど、これがまためちゃくちゃ美味しかった。
デザートのココナッツケーキも甘さ控えめで結構いけました。
グラスワインを頼んだらグラスのふちまでなみなみと注がれ、
2杯も飲んだら簡単に酔っ払いになりました。
流星群の日だけど、曇っていて星観察できず