旅ばっかりしてるわけじゃないんですが、もちろん旅もしてます。
マラッカ海峡の古都群として2008年に世界遺産登録された
マレーシアはマラッカとジョージタウン(ペナン島)のうち、
マラッカに行って参りました。
クアラルンプールからマレー鉄道に乗って行く殿様ツアーです。
ツアー参加者は3名。
現地ツアーなのでやはり現地滞在組。旅慣れしてる人ばっかりで気楽。
2時間ほど、マレー鉄道に揺られますが、景色が意外と変わらない。
世界の車窓から、みたいな風景を想像してたのに
そして車内の冷房効き過ぎ。
噂には聞いていたので冷房対策はばっちり。大正解でした。
マラッカに鉄道の駅はないのでタンピン駅から更に車で1時間。
ようやくマラッカ市内に到着しました。
まずはオランダ広場。
ピンクのキリスト教会とスタダイスが印象的です。
このキリスト教会、全く荘厳さがない・・・・・・
教会やらモスクに入ると、独特の空気ってありませんか?
ひやっとしてぴーんと張り詰めたような。
ここは外と同じ(外観という意味じゃなくてね)ゆるくてぬるい空気が流れている。
特に信心深いわけでもないですが、教会に来たら真ん中の通路は横切らないとか
まぁ、そもそもあんまり歩かないとか、何となくルールは守るようにしています。
通常、ガイドさんがいる場合は、そういう方は絶対に真ん中の通路には足を踏み入れないもの。
ところが、ここではそんなの無視。
ガイド自ら通路の真ん中で解説されたら、なんかもう色々どうでもよくなりました。
マラッカはオランダとポルトガルとイギリスと、侵攻を受けてきています。
建物なんかはオランダ風ですが、町の雰囲気はポルトガルに近い気がします。
何となく退廃的で。
オランダ広場からスタダイス横の階段上ると、小高い丘の上にセント・ポール教会があります。
日本でも有名なフランシスコ・ザビエルがここの責任者をしていた時代もあったそうです。
屋根はなくなってしまって壁のみ。壁には墓石がたくさん並んでいました。
ここからはマラッカ海峡が一望できます。
天気がよかったらきっともっと素晴らしい眺めなんだろうなぁ。
オランダ広場と逆側へ降りて行くとサンチャゴ砦。
ドリアン無料配布をしていたおかげで、
ドリアンのにおいが漂っていました。
ポルトガル村へ行き、マラッカ海峡を目前に眺める。
汚い・・・・・・ランチは名物、ニョニャ料理。
ごく普通のいかにもアジアっぽい料理でした。
午後からはチャイナタウンへ。
青雲亭はお線香の香り漂う中国の寺院。
関羽が祀ってありましたよ。
そしてババ・ニョニャ・ヘリテージ。
私邸をミュージアムとして一般公開しているもの。
中国人男性とマレー人女性との間に生まれた子をババ・ニョニャというらしい。
ババば男性でニョニャは女性。
正体は木でした。